2014年4月22日火曜日

水換えって重要だよね。Part 03

水換えの水合わせについて、硝酸濃度が下がるや、温度合わせの話についてみてきました。

たとえば、微量元素などは、硝酸濃度が下がると同じ感じなので、後回しにして、
PH についてみてみます。

PHって

よく、海水水槽だと PH8.0がいいとか云々かんぬん、あるいはカルシウムリアクターのPHは6.xが…とか、いいますが、PHって何?ってことになります。

はい。PH7が中性で、PHが低ければ(0~7未満)だったら酸性、高ければ(7より上14以下)だとアルカリ性ってのは、みなさんなんとなくご理解のことだと思います。

じゃ、酸性とかアルカリ性って H+ とか OH- というイオンのバランスでして、H+が多いと酸性で、OH-が多いとアルカリ性です。そのバランスを数字であらわしたものがPhです。

じゃ、PH3 と PH4 の水溶液をあわせたら、PH7 になるかというと、そんなわけはありません。

以前 30度の水1リットルと40度の水1リットルをわせたら?で70度という答えを見たことありますが、これも凄い考えです。もちろん違います。(小学生の子供にクイズとして出したら、70度と答えました(笑))

PHとは、水素イオンの数です。しかも、水素イオンの数をの桁数を表してます。phが1違うと、量的には 10倍の違いがあります。

なので、ph値の足し算引き算はできません。

PH水のあわせ

とりあえず、同じような海水の混合ということで頑張って計算してみました。一応、H+のイオンの数、厳密にはOH-の数で計算しました。


水槽水量 60リットルで計算しました。横に 60Lの何パーセントを変えたかを書いてあるので、もし45リットルの場合でしたら、その割合で考えていただければ、水換え量を自分の数字にすることができるかと思います。

で、頑張って書きましたが、これはすごい前提のもとの話です。
まず、この数値の中で、PH7以上でしか話していません。酸性とアルカリ性が混じると、当然中性化が進みますので、もちょっと面倒な計算になります。

さらに、PH7以上としましたが、この状態でも、水を合わせたときに、化学反応が起こらない前提です。

ということで、この計算は、数字上の空論になってしましました。

せっかく頑張って計算したので、出しておきますが、今回は、ここまで。
(最初計算してみたら、8.0に8.0を混ぜて 8.0にならず悩みました。計算式に間違いがあいました(てへっ))


P.S.
最近、海水関係の調べものしてた時に、evernote にメモしてたんですけど、そろそろフリーアカウントの60M/月を超えそうです。あと0.1Mで(笑)


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